家
今年の春に2年ぶりに帰省しました。
両親に上京する用もあり、会ってないわけではありませんでした。
その帰省で、亡くなった祖母の家をリフォームして両親がそちらに住み替える話になったのです。
70代の両親、やるなら今しかないと決断。
祖母の家は同じ敷地に建っており、とても立派な家なのです。
庭も立派。
その母屋にあたる家が、住人不在のままお寺さんの時だけ人が集まる家になっていました。
きっかけは私。
といっても、そもそもは両親2人になった実家を片付けて広く使ったら?という提案だったのです。
それが住み替えやリフォームと、いつの間にか壮大な話になっていきました。
リフォームは、やりだすとあれこれ気になるところが出てきたようで、屋根瓦の吹き替えまでとことんやったみたいです。
私も1か月に1回ペースで実家に帰って祖母の家と実家の片付けを手伝ってきました。
ようやくすべての工事が終わり、両親の新しい生活も始まりました。
家は住んでこそですね。
そして、リフォームで家が蘇る様子も感動しました。
両親もやって良かったと嬉しそう。
嬉しそうな両親を見ると良かったなと思います。
工事の間、植木屋さんが来られず、9月に帰省した時は庭の植木が伸び放題でした。初めて見る様子にびっくり。
綺麗なのが当たり前だったけど、人の手によって整えられていたこと。
広い家の手間や維持費諸々、途方もなくてクラクラします。
逃げ出したくなります。
でも、いつか引き継ぐ日が来るのです。
自分の育った家。
旦那さんの家。
今の家。
10年後の自分はどこにいるのかしらと思います。
とにかく、自分自身は身軽でいたいと思います。